性感飛行

(09/03/14　更に文章改変しました)

再び





尸良ッ☆




お休み中なんですがカウンター見たら
なんだか日曜とかすごい来て頂いたので
ちょこっと復活
ネタ絵リハビリのため以前のちょいネタを改造
暴れ、爆笑し、痛がり、餌付けされ、優しくなる
尸良がキラ☆めく24巻発売記念
朝目新聞(3/10～)様で紹介して頂きました！
管理人様、お越し下さった方々、コメくださった方々、
ありがとうございます！

というか24巻で「悲しいことだねェー万次さん」のコマ改めて見たら
もうこれにしか見えなかった尸良ンカ・リー銀河一のド外道
アンタ…輝いてるよ…尸良尸良…キラキラしてるよ
「練造、よかったな」の絵も最高ですが
このコマのイジワルな顔がもう辛抱たまらん
なにその顔！マジサイテー！ちょうむかつく！もうDAISUKI！！


しかし24巻読んでから
改めて既刊のむげにんコミクスから尸良のとこ
読み返して思ったんですけど
この人異常性欲者とか屈折してるというより
ただ自分にも相手にもまっすぐすぎて
不器用なだけの人に見えてきた。
そういう人な上、常人以上のパワーゲージを持ってる。


こんな人にまっすぐ突き進んでこられちゃ
相手はもちろん傷だらけ。
ゆえに大嫌われる。
まわりを混乱に陥れる。
こういうキャラクターは古今からおりますけれど、
屈折してるとか異常とかいうのはむしろ
引き起こした事態をいうのであって、
本人はもう半端ないくらいまっすぐなのでしょう。

ググって書評なんか見るとよく目にするのが
こんだけドのつく外道なのに
妙にやたらに人間臭いキャラというもの。
わたくしも然り。
そして大嫌いという人も多い反面、
大好きだという方も同じくらいたくさんいる印象。
なぜか女性にカワイイとか言われてる。
わたくしも然り。
こんだけ喜怒哀楽の激しいキャラですから
人臭いと感じるのでしょうけれど、
単に喜怒哀楽が激しいだけだと、
うるさいだけになっちゃうんですよねキャラクターって。
なのにどうしてこうも、憎めないんだろう。
不思議だなあと思ってました。

だけどそうか、すんごい不器用なんだなあこの人。
なんかうまくいえませんけど。

でもそれが、ド外道と呼ばれつつ
なぜか憎めない、嫌いになれない、
愛おしいとさえ思わせてしまう所以なのかなあと
思いました。

いやもうそれが不思議でいったいどう描いたら
こんなキャラクターが描けるんだろうと
昨年からずっと追いかけてきたんですけどねえ。
ちなみにその前がアシェラッドで。
これも不思議なキャラクターで、ただここんとこ
ようやくつかめてきたところに
尸良さんが目に飛び込んできたかぎりで。

とにかくここまでボロボロになってまで
この物語と共に歩んできたキャラクターって
むげにんで他にいないですよね。
なんとか彼にも、ある境地に辿りついてもらいたいなあと
他人事っていうか架空事なのに
自分のことのように固唾を飲んで見守っています。

腐的な意味でなく練造がキーマンかなあとは思うのですが。
だってあんなたった数コマで心がほっこりするような
描写しておいてこれで何もなかったら、
あのほっこりエピソード群は
ホントにそれ向けの企画だったのかしら…と思ってしまいますよ…
(腐女子って考え方がダメって言ってるんじゃないですよ)
たぶんそんなことしないと思うんだ、さむらセンセは…
何かしら、係り結びになるエピソードがくるはずだと思います。

たぶんそれは、卍さんの今後にも関わってくるかも。
ただここで尸良を殺すだけじゃ、
なんか今までと同じなんですよ。
最終章の意味がないような。
だったらもっと前で決着ついてたってよかったもの。
殺すにしたって何かしら得るはずだと。
だってこのままだと、
ほんとに卍＆凛は逸刀流と吐の戦いを
蚊帳の外で見てるだけになっちゃう。

元々は凛の祖父から始まったこの仇討ち群に、
孫の凛は具体的な役割を果たすはずだと思うのです。
「見守る」だけでなく。
卍が不死になった本当の理由付けもそこに
現れてくるはずだと考えてます。