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「コンラディンはそのしなやかな体と鋭い牙を持った野獣が
恐ろしくてならなかったが、いちばん大事な宝でもあった。」
(サキ『スレドニ・ヴァシュター』)
絵デカイので右下出現するアイコンクリック推奨です;
むげにんアニメEDを歌った
GRAPEVINEの曲「スレドニ・ヴァシュター」よりインスピ。
http://www.youtube.com/watch?v=W5Vqhotwpg0
どっちかつうとニコ動のライブver.のが
めちゃくちゃカコイイです。が。
照明のせいで田中氏のお顔がホラー注意(爆)↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1075535
歌詞こちら
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B22165
「スレドニ・ヴァシュター」はイギリス人作家サキの短編タイトルで、
両親を亡くし、厳格な伯母に育てられていた病弱なコンラディン少年は
密かにメンドリと白い大イタチを飼っていたが
ことに可愛がっていたメンドリが見つかってしまい、
伯母に売り飛ばされてしまう。コンラディンは残ったイタチに
スレドニ・ヴァシュターと名をつけて神のように崇め、
エサを与えるたびにある一つの願いを捧げていたが
イタチも伯母に見つかり、まさに大イタチが処分されようとした時
少年はその願いを強く唱え…というお話。
(wikiでは「白い大イタチ」とありましたが
私の読んだハルキ文庫では茶とか黄色でした。
訳者が数人いるので解釈が違うのかもですね。)
白い巨獣と、最も愛情をかけていた存在を
奪われた復讐をその巨獣に託す薄幸の少年
(実際はかなり自分勝手な思考回路の少年ですが)
に尸良さんと練造を重ねてしまった次第です。
練造の手は祈りを捧げてるのでも
尸良さんのあばれモロコシを握ってるのでもどちでもいいです(爆
)私自身は尸良さんの足に手をかけているイメジですが。
歌詞に出てくる「アナバプテスト」という方々は
お互いの足を洗い合う「洗足式」というのを大切にしてるようなので。
でもどちでもいいです(爆)
スレドニ・ヴァシュターの語源はよくわかりませんがサキは
イギリス人といってもミャンマー生まれの方でして、
そもそも「サキ」というペンネーム(本名ヘクター・ヒュー・マンロウ)も
ペルシャの詩人オマル・ハイヤームが書いた詩集『ルバイヤート』に
登場する、「サーキィ」(日本語表記は酒姫)と呼ばれる
酒の酌をする美少年に由来するそうなので、
中東からアジアあたりのなんかに影響を受けた造語かと。
ちなみにこの記述からなんとなくお察しと思われますが
このサーキィという美少年達はしばしば
同性愛的行為の相手もしていたそう。
生涯独身を通したサキも同性愛者だったという説があります。
それこそどちでもいいですね(爆)
子供や猫などが振るう無邪気なまでの残酷さを用いて、
冷笑的に社会の様相を描くサキは
日本では英国貴族的なシャレが通じづらいために
あまり知られていないようですが、
欧米では『最後の一葉』『賢者の贈り物』で有名なO・ヘンリーと
肩を並べるほどポピュラーな作家だそうで。
実際は一編一編がすごく短いので読みやすいですよ。
しかしほんとにGRAPEVINE化けたね…
いまさらなのか私。
今ちょっとおかしいほどバインにハマってますよ。
何度も言ってるけど
まさか無限の住人からバインの良さに気づくとは思わなかった。
だって「スロウ」歌ってた人たちだよ?
http://www.youtube.com/watch?v=MuY6m61yshY&feature=related
名曲ですな…
でも全然むげにんと結びつかないでしょ。
それが10年経つと「CORE」になるんだから。
http://www.youtube.com/watch?v=kTwkdjFD20A
ちなみにむげにんED「wants」と両A面になってる曲。
「スロウ」からしばらくしてメンバーの一人が
難病指定のジストニアを患われ脱退、
その後あまり売れなかったのかテレビ等で
めっきり姿を見かけずご無沙汰だったんですが。
かくいう当時の私自身もバイン知ったのは母親が
トライセラトップスと間違えて借りてきたのがきっかけで(爆)
しかも最初借りた「白日(はくじつ)」が読めなくて
音を落として現在も残っているそのMDにはしっかりと
「白目(しろめ)」と…
そのくらいてきとうなバインリスナーだった(爆)
だからほんと数年後、しかもむげにんで
はまるとは思わなかったわけですよ
「wants」
http://www.youtube.com/watch?v=GdzdpulPnZg&feature=related
(歌詞)
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B28694
「変わらないならもう一度 "ほんの少し"をもう一度だけ」って歌詞があるんですが
ここがほんともう。
その"ほんの少しの力"っていわゆる不死の力のことな気が。
賛否両論のむげにんアニメですがこれをこの作品のEDに選んでくるあたり
アニメスタッフただ者ではないと思います。
以下ようつべやニコ動で聞ける名曲
「豚の皿」
http://www.youtube.com/watch?v=HwugbK9TsP8
「棘に毒」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1111056
(歌詞)http://
「ママ」
http://www.youtube.com/watch?v=oNz84eDdkFM
「棘に毒」はけっこう差し迫った状況のラブソングな気がする。
歩道橋の上で何しようとしてたんだろうとか。
「このままではもう もういいって言いそうだ」とか。
そんなこと言わないでーて抱きしめたくなる。
ここらへん尸良→練造を思い浮かべてしまう。
あーなんでもしられんに聞こえる!怖い!(笑)
拍手ありがとうございましたー!
コメくださった方もドモ!
お二方、お返事がたいへん遅れまして
申し訳ございませんでした。
お一人は返信不要とのことでしたが
たっぷり愛のこもったメッセに
ついお返事書いてしまいました。
お手数ですが※からドゾ!
8/31 石鯛ふぐ様 ~話題が無限でしたね
いえいえ、こちらこそお返事が遅れて申し訳ございませんでした、
リンクありがとうございます!
尸良萌え&燃えのきっかけであります石鯛さんにリンクして頂いて
感激なのです!
3日もやったら尽きるだろと思ってたらほんとに話題が無限でしたね(爆)
石鯛さんうまいこと言った!!
10月初旬にまたチャットを開催させて頂きたいなと考えてますので、
ご都合よろしければ是非またご参加ください!
9/9 ~特にらきすたのパロと~北欧のむかしばなしの日記は~の方
返信不要とのことでしたがとっても愛のこもったメッセージを頂いて
うれしくなってしまったので返信させて頂きました(笑)
アハハ、あの、最近しられんしられん言っててヴィンサガファンの方から
この裏切り者とか思われてたらどうしようかと思ってたんですよ(爆)
らきすたも野球少年アシェも今思い返すと、
あの時どうかしてたんじゃないかと思われるシロモノですが(爆)
そう言っていただけるとよかった、描いてよかったんだなあと
涙が出るほど嬉しいです。
おねむトル子やぐるぐる巻きトル子や北欧日記、
いろいろ小ネタをお褒め頂いて、どれも無駄じゃなかったんだなあと。
どうかしてたんじゃないかと言いつつ見直したら
やっぱり野球少年アシェはスケベだし、
トル子はなぜかミニスカが似合って見えました、
まだまだ重症です(爆)
まだまだヴィンサガで見てくださる方がいらっしゃるなら
安心してヴィンサガネタも描けるということですかね!
応援して頂けるということで、頑張ります。
ありがとうございましたー!